赤ちゃんからの成長の証~イヤイヤ期と向き合う

❑赤ちゃんからの成長の証~イヤイヤ期と向き合う

「かわいい」だけじゃない時期も、成長の大切な一歩

子どもが「自分」を持ち始める大切な時期。

イヤイヤ期とは、子どもが自我に目覚め、自分の気持ちや考えを強く主張するようになる成長過程のひとつです。

一見すると「反抗している」「わがままになった」と感じてしまいがちですが、
実はこれこそが、心の成長が順調に進んでいる証拠。

言葉が増え、感情を表現できるようになり、世界の見え方が広がってきたからこそ起こる現象なのです。

育児書や周囲の話で「イヤイヤ期は大変だよ」と聞いていても、実際にその渦中に入ると、想像以上に心が疲れるもの。

・言うことを聞いてくれない
・毎日が思い通りに進まない
・些細なことで大泣きされる
・外出前にイヤイヤが始まり、家を出られない

親にとっては体力的にも精神的にも大変な時期。でも、振り返ってみると、この時期ほど「子どもが一気に成長した」と感じる瞬間はありません。

赤ちゃんの面影を残しながらも、確実に「ひとりの人」として歩き始めている
子どもが「自分」という存在を確立しようとしている証 でもあります。

❑イヤイヤ期に見られる典型的な行動

それまでスムーズにできていたことが、急にうまくいかなくなる場面が増えてきます。

何でも「イヤ」と言う

言葉にできるようになった“成長の証”
その象徴ともいえるのが、とにかく何でも「イヤ!」と返ってくること。
「本当にイヤ」というよりも、自分の意思を表現する練習 であることが多いのです。

言葉を覚えたばかりの子どもにとって、「イヤ」という言葉はとても便利。

・気分じゃない
・今は違う
・自分で決めたい
・ちょっと待ってほしい

いろんな感情がひとまとめになって「イヤ」に集約されていることもあります。

親としては「なんで全部イヤなの?」と感じますが、実はそれだけ「自分の気持ちを言葉にできるようになった」という、大きな成長でもあるのです。

自分でやりたがる

うまくできなくて泣く…の繰り返し
この時期の子どもは、とにかく「自分でやりたい」。
「自分でやる」は、自立心の芽生え
失敗しながら、少しずつ“できること”が増えていく過程なのです。

感情の起伏が激しくなる

特徴のひとつが、感情のジェットコースター。
さっきまでニコニコ遊んでいたのに、ほんの些細なことでスイッチが入り、

・急に泣く
・怒る
・床に寝転ぶ
・叫ぶ

という場面も珍しくありません。
これは、子どもがまだ感情のコントロール方法を知らないから。
子どもには、その“調整力”がまだ育っていません。
そのため、感情が一気に溢れ出してしまうのです。

コラム:赤ちゃんからの成長の証~イヤイヤ期と向き合う

❑ イヤイヤ期の対応で大切なこと

正解はひとつじゃない
育児書やネットには、さまざまな対応方法が書かれています。

・共感しましょう
・選択肢を与えましょう
・無理にさせない
・甘やかしすぎない

どれも間違いではありません。でも、家庭ごと・子どもごとに正解は違うのが現実です。
完璧な対応を目指すより、「うちの子にはこれが合うかな?」と試しながら、親自身が無理をしすぎないことも、とても大切です。

共感してあげるだけで、子どもは落ち着くことも
子どもは、気持ちをうまく言葉にできません。
だから、泣く・怒る・暴れるという形で表現します。
そんなとき、いきなり正論を言われると、子どもはさらに感情が爆発しやすくなります。
たとえば、靴を履くのを嫌がって泣いているとき。

「早くしなさい」ではなく、
「履きたくなかったんだね」
「自分でやりたかったんだよね」

たったこれだけで、子どもがスッと落ち着くこともあります。
“解決”よりも先に“気持ちを受け止める”それが、とても効きます。

親も感情的になってOK
毎日毎日、余裕をもって対応するのは正直無理です。

・つい怒ってしまう
・大きな声を出してしまう
・あとで自己嫌悪になる

こういう経験、ほとんどの親が通ります。
でもそれは、あなたが「ちゃんと向き合っている」証拠
どうでもよかったら、怒ることすらしません。
大事なのは、怒ってしまったあとに「さっきはごめんね」と伝えられること。
それだけで、親子の信頼関係はちゃんと積み重なっていきます。

イヤイヤ期は、ずっと続かない

今は毎日が怒涛の日々に感じても、必ず終わりが来ます。
ある日ふと、

「あれ?最近イヤって言わなくなったかも」
「前より話が通じるようになってきたな」

そんな瞬間がやってきます。

❑イヤイヤ期の子どもとの楽しい撮影

この時期を写真に残すという選択

「うちの子、イヤイヤ期真っ只中で、写真なんて撮れる気がしない…」
実は、フォトスタジオに来られる親御さんからいちばん多く聞く声が、これです。
でも、結論から言うと――
そういう時期こそ、写真を残しておいて本当によかったと思えるタイミングです。

遊び感覚で自然な表情を引き出す

子どもに「じっとしてね」「笑ってね」は、正直むずかしいです。
だから、「撮影=遊び」という感覚で進めていきます。

・好きな玩具で遊びながら
・ぬいぐるみとお話ししながら
・シャボン玉や音の出るおもちゃで気を引きながら

無理にポーズをさせるのではなく、動いている姿・遊んでいる姿そのものを“今の姿”として切り取ることが大切です。

子どもの“機嫌がいいタイミング”を逃さない
イスピードとタイミングがとても大事。

・少し落ち着いた瞬間
・好きな遊びに夢中になっている瞬間
・ママやパパと目が合って笑った瞬間

「ちゃんとポーズをとった写真」よりも、その子らしい“自然な一瞬”の方が、何年後も心に残る写真になります。

「泣き顔」や「ふてくされ顔」も、実は宝物
親としては、できればニコニコの笑顔だけ残したいですよね。
でも、写真を見返した時、意外と心に残るのは…

・ちょっと不機嫌そうな顔
・ふてくされた表情
・泣くのを必死でこらえている顔

**その時期にしか見られない“期間限定の可愛さ”**なんです。

大変な毎日だからこそ、写真に残しておくことで、その時間の意味が、あとからやさしく見えてきます。

PhotoStudio Hana